∈ 検証 ∋ 「ZOIDS WILD」でミリタリー路線はやれるのか？

　ゾイドワイルドというコンテンツで、旧作の「バトルストーリー」のような展開は出来るのか？を適当に検討してみよう🎵のコーナー・・・・とりあえず、キットの箱に書いてある設定、去年までのトレーラーで紹介されていたアニメ前史の内容、アニメそのものの内容に実際の歴史を絡めて行きたい❗

・数万年前の石器時代、飛来した１つのゾイドコアから、メカ生命体ゾイドが誕生。数は少ないものの生態系の頂点に立つ。（キット）

メカ生物ゾイドは、虫、野獣、龍などその多様な姿、圧倒的な能力と荒々しさから、人々から畏れられ、後に神話が形成される。

・先史文明時代、徐々にゾイド（神々）と対話をして国家の役に立てる為の専門家の呪術師が登場。彼等は様々な学問や業を修めており王族の要望の下、鍛冶屋等を使いゾイド達を産業や戦争に適した形に改造、ゾイドに訓練を施して戦士階級の中から適正の高い者にあてがった。そしてストーンヘンジ等の巨石システムや巨大な文明都市を構築。

人類の文明は未知のテクノロジーによる全盛を迎える。

・文明の基礎となる“神々”・・・・ゾイドの力を背景とした呪術師達による軍事クーデターが相次ぎ王族に成り代わり国家を牛耳る魔法王国時代到来。（地域によって、ドルイド、天狗、ラビ、行者、巫女等と呼ばれるが同じ才能と感受性を持った者達である。）
いよいよ神々たるゾイドを前面に押し出した超文明に特化。やがてゾイドを保有する魔法王国同士で大規模な戦争が勃発。・・・・・地殻変動がおき、活火山の噴火や大規模な洪水、地球の寒冷化も併発し、ゾイドもゾイドに支えられた超文明も壊滅状態に。

・古代～中世・・・・ゾイドの力を失った社会は徐々に、元の王政へと回帰してゆき、かつては王のように振る舞っていたゾイドを扱える呪術師一族達への風当たりが強まる。彼等はひそかに先人達の遺跡からゾイドの骨格を掘り出し、いつか情勢が変わり復活の日を迎えた時の為に「山の御神体」として大切に隠す。
　中東方面の呪術師であった人種は徹底した迫害の対象となり、一部は楽園を目指して遥か東の国へ逃れる。
　やがて彼等のうちの一部の氏族を除きゾイドの記憶は風化する。

・北欧ではかつてゾイドを使い巨石文明を築いたドルイド達の子孫がゾイドを含む数々の技術が失われた後の世でも政治的に上手く立ち回り、シャーマン官僚として、不安定ながら文明の頂点に君臨し続けていた。

　先祖が残したゾイドに関する「神々の遺産」「復活の儀式」は、ドルイドの中でも特別な者しか知らない場所へ保管され続け、一族の間で口伝によって、復旧の方法が継承される。
　この頃にはゾイドのみならず、ゾイドの化石自体が希少な物になっていた為（寧ろ彼等は先祖代々守っている物の正体が何なのか？すら知らない）、先祖の言い付けを代々守り彼等ドルイドの力の根拠であった「神々の遺産（ゾイドの発掘、復元、遺伝子操作、使役方法）」を保管し続けた。

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　近代以降・・・・神々の遺産「ゾイド」の記憶が完全に風化して、伝承の中の不可解な神話、魔法のおとぎ話として片鱗が残る程度になった時代、内燃機関の発明により産業が一気に発達し、世界規模で燃料の発掘作業が行われる。また火器類など近代兵器も開発されはじめ、革命や独立戦争でその威力を遺憾なく発揮される。
（それら社会的な動きの裏には常に「神々の遺産」を受け継いだ呪術師の末裔達の姿があった。）

・第一次世界大戦時代・・・・化石や古代遺跡の発掘ラッシュ、古文書や伝承の検討が行われる。
　その頃、各国にいる神々の遺産を受け継いだドルイド含む呪術師の末裔達は楽園建設・・・・・かつて栄華を誇ったゾイド王朝を復活させる為の期は熟しつつあるものの、ゾイドを復元させ使役する為の技術の一部が各々の一族間で虫食いのようにロストしており、補完する為の技術を世界中から集める必要に迫られていた。いずれにせよ、文明がここまで発達してしまっては、世間が「遺産」の存在に気づき、世俗の国家に先を越され奪われてしまうのが時間の問題であった為、呪術師の末裔たる「ラビ」達は焦っていた。

・第二次世界大戦（第３帝国誕生）・・・・戦後の賠償の影響で大不況になったミュンヘンの街へふらりとやって来た男は、どうやって手に入れたのか？ドルイド（主に北欧方面の呪術師。）の遺産を携え、国家社会主義革命に身を捧げる。革命は成功し工業帝国を築き上げ、それまで金持ちの道楽であったオートモービルを小型高性能化低コスト化して、「大衆車」を産み出した他、高性能な飛行機や自走砲、高速道路を整備した。彼はゾイドの復元&コントロールにシャーマンの力を継承した者が奏でる音楽が関係していること等を知っており、ある作曲家を側に置いていた。
　既に、同帝国はゾイドの骨格、部品、ドルイドの儀式、ゾイドと意思の疎通が出来る一族の血を求めて世界中を探求しており、密かに伝説の神々にして最強の機動兵器「ゾイド」の復元に成功していた。

　しかしゾイドの数が少ないのと意志疎通の関係上、運用方法にはおのずと制限があったため当初予定していた主戦力としてのプランは保留にし、適格者を数人選び、後方撹乱や破壊工作の為の隠密部隊として実戦配備した。ゾイド兵からなるこの特殊部隊の活躍で帝国の進軍は破竹の勢いだった。ドルイドの遺産を使い社会主義革命を果たした男の名を「アドルフ」といった。
呪術師の末裔たちが最も恐れていた事が起きてしまっていたのだ。
　
・大戦末期・・・・一方、国際連盟を結成させ裏から世界の制御を試みていた呪術師の末裔達（ラビ系）は、潜り込ませていたスパイの報告により、第3帝国によるゾイド復活の報を受ける。奇しくも、いにしえより伝わる“山の神の遺産”「ゾイド」の起動実験をどうにか終えた所であった。このままあの帝国のやりたいようにやらせて置いては、軍事的に危険であるばかりか「王国の秘密」が明るみに出てしまい、耐えがたきを耐え先祖代々夢見てきた（ゾイドの技術力を独占的に用いた）魔法王国の復権・・・・楽園建設の壮大な計画は水泡に帰してしまう❗

　更に悪いことに間もなく同連合軍による大規模な上陸作戦が強行されようとしていた。（裏で牛耳っているとは言え一枚岩ではない。）
　連合軍が向かう場所に遺跡を覆うように作られた帝国の研究施設があり、まさに先祖達の宝であるゾイドの存在が白日の下にさらされようとしていた。ユダヤによるゾイド奪還作戦のタイムリミットは迫る。
　
　こうして不完全なゾイドを用いた極秘作戦がスタートする。目標は現在確認されている第三帝国軍製ゾイド「コード:フェンリル」の奪取。兵士達に下された命令は・・・敵ゾイドの生け捕り、それが不可能なら破壊して残骸を全て回収する事。ゾイドに関するデータや古文書の接収並びに当該施設ごとゾイドの痕跡を抹消する事。

・第二次世界大戦終結～冷戦時代。

実はソビエトにもゾイドの遺産を引き継いだ呪術師の一族が・・・・。

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地殻変動、紛争、飢饉・・・・・世界はどんどん荒れ果てていった。かつて大国によって厳重保管されていたゾイドの復元技術、ZiNAと呼ばれる遺伝子的な物を用いた技術、中古のゾイドそのものが民間軍事会社などに流出しており、
武装したゾイド小隊同士の戦いが散見されるようになっていた。中でも希少なライオン種のゾイドはスピードや装甲、高い知能から戦場では恐れられていた。この時代・・・・既に内燃機関をもった兵器は、燃料の極端な高騰などにより贅沢品になっている為、既存の兵器の大半が満足な燃料供給がままならずゴミになっていた。
　遠方からコックピットを狙える自走砲等もまた希少になっていたのだ。（でもスナイパーはいるので、危険を省みず一撃必殺を狙うことは出来る。）

　

そういった意味ではこのキャノン砲を積んだプロガノケリス種は、ライオン種を倒す事が出来るゾイドであるとも言える。

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　世界は疲弊しきっていた。マトモな統治者はなく、それぞれの指導者の下、紛争に継ぐ紛争がつづいた。そんな中、ワイルド大陸に置いては天下を統一し統治機関や法律（律令制）を作り強引とは言え、結果的に平和をもたらしていたのが

　　　　　　　　デスメタル帝国。

　アニメの時代・・・彼等デスメタル帝国はゾイドをかき集め、圧倒的な武力とテクノロジーと「音楽」で統治を図る。

　　・後に有名なゾイド使いとなる　　　
　　　　　　　アラシ誕生。
　　　成長したアラシは父の後を継ぎゾイドハンターとなり、ワイルドライガーと共に伝説の秘宝「Z」の探求に乗り出す。
　

　　　　　　　　　　　と、いう妄想戦記。

　　　　　( ´Д`)ノ