🎼神々の宿る世界樹 ~機神(おに)たちのユグドラシル~Ψ

神仏を敬い鬼神を祀る機神教団の色々アウトな地下迷宮です。尚、オフィシャルサイトでは御座いませんので神社仏閣の擬Zi化につきましてはタカラトミー様ならびに神社仏閣関係者様からの苦情がありしだい画像を消去いたします。

史跡富士山 村山浅間神社 YZ-73

🎼解放されてゆく本能。
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SPEC・・・・・<名前>ムラヤマ・センゲン神社 Ψ祭神 木花開耶姫命、大棟梁権現 ∞村山修験道(古代信仰の系譜) 🔷祭り 富士山開山祭(7月)、富士山閉山祭(9月) 《発掘地域》〒418-0012 静岡県富士宮市村山1151・・・・・・富士山に置ける修験道の中心地として19世紀後半までは興法寺(こうほうじ)と呼ばれて居ました。富士山本宮浅間大社とともに大宮・村山口登山道の起点でした。古代から近代(現代?)に至る山岳信仰を考察する上で重要であることから、八合目以上の山頂部、登山道等と共に史跡と見なされております。

 
 

     ー  氏 神 社  ー
 
 村山修験の開祖 「富士上人末代」は、役ノ行者の修法を継ぎ幾百回もの富士登頂を成し、頂上に大日寺を建て、山岳仏教の基礎を固めた。
そして「大棟梁権現」を名乗り村山の地にて即身仏となって、当山の守護神となった。境内にある氏神社はその霊を祭り、氏子の信仰厚く高嶺総鎮守と称している。


アサマ神社の進化

富士山に太古のアサマ神殿(5800年前に創られた阿祖山太神宮だと思われる)→日本武尊の手により山裾に移動(のちの山宮浅間神社)→名もなき人々により、富士宮大山祇命を祭った富知神社(プロトタイプ)が建てられる→坂上田村麻呂の手により掛け合わされて浅間大社が誕生する→アサマ大神の遺伝子を抽出し古代山岳信仰の流れを汲む修験道で欠損部分を補い紀元前の姿を復元する計画が始まる(村山浅間神社)→富士山火口に浅間大社奥宮(古代アサマの野生体)誕生。

機体解説:当機の大きな特徴としては、従来の浅間神社シリーズが荒ぶる富士山の化身であるアサマ神(アタカアシツヒメ)の暴走を抑え封じ込むリミッターとして製造されているのに対し、逆にアサマ神(アタカアシツヒメ)本来の力を解放する目的で開発されているという不可解な点である。
 これはヤマト政権によって造られた浅間神社シリーズを富士王朝の末裔(鎌倉以降の武家政権)が奪取したものであると解釈出来る。


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とりあえずリュックを背負い富士山の坂道を登った先にその神社はあります。
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テレビでは“仏教と神道が融合した珍しい神社”等と紹介されてましたが・・・・日本に初めて仏教が伝来した際、何故か巫女さんがついてて神様の一種として紹介されたのと
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更に後の時代に「本地垂迹説」といって、すべての神々は天竺にいる仏様が人々を救済する為に降臨した仮の姿である、という思想が産まれ神社と御寺がごちゃ混ぜになってきた歴史があります。


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例えば神社の管理をしているのが今なら神主さん、大昔は神社に御坊さんが常駐してたらしい。
その他、神社ではお馴染みの「拝殿」何かも実は仏教建築がルーツだと言われていますね。


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・・・・そういう経緯もありますんで、大して珍しいものでもないと思ってました。

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・・・セキュリティ的な理由で左手にある建物は出せませんが、明らかに「御寺」ですね。ええ。



まだ一の鳥居を潜っただけでまだ上があります。

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ひとまず清めを。本来は専用の川なり池なりがあってそこで禊を行うのが正式なやり方ですが、それだと手間が掛かりすぎるということで簡略化されたのが手水舎。左手右手に水を掛け、最後に手に受けた水で口をすすぎ(柄杓で直にやると衛生的にアレだから)最後に柄杓に水を掛ける。これで沐浴したことにする、という儀式。

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はい、じゃあここから参拝❗
小さな鳥居を潜る前に「失礼します」と、お辞儀。

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この一角だけ見てると本当にただの小さな浅間神社ですね。
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元々、ここは富士山の村山口といって、浅間大社の湧玉池(禊してスタート)から伸びる元祖富士登山道だったらしいですね。
ここが神社じゃなくて修験道の寺だった時代の話ですね。富士山に登る事そのものが神と合体する為の修行だったんですな。

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・・・・で、これ漢字が出来る直前の古代文字らしいです。(梵字ヘブライ語っぽい)漢字って単に象形文字から直に進化したんじゃなくて、象形文字から発展した古代文字同士を合成したり、統合したり簡略化したりして出来た活字を書くのに適した形の書体みたいです。

・・・・・なんでこんなものがこんなところにあるのか?

役行者山岳信仰と関係・・・あるでしょうね。

わざわざこんなものを飾っているあたり、浅間大社から本来の姿である富士山のアサマ大神を復元して富士山頂の奥宮を造る過程の産物が村山浅間神社というか。
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初めて富士登山をした外国人ラザフォードさんの記念碑。
日本開国後、初代駐日総領事としてやって来た人で元お医者さん。

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浅間神社のすぐ隣には摂社的な鳥居があります。
こちらが村山浅間神社の前身である寺の創始者である富士上人末代が祀られている場所です。
役小角の意思を継ぐ者ですね。

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参拝しまーす。

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村山修験道の開祖で1132年(長承元年4月19日)同志の頼然とともに富士山の登頂に成功した。過去に登頂した金時上人・覧薩上人・日代上人らの遺品を発見し、4度目の登頂の際に仏具と不動明王を刻んだ鏡を山頂に奉納した・・・とWikipediaにありますね。
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・・・・尚、即身仏だそうです。即身仏というのは何らかの意図を持って特殊な修行をし、自分の肉体をミイラとして未来に残した御坊さんのこと。

肉体が臭くなるのを防ぐ為にナッツ等を中心とした木食をしたり漆を飲んで水分を絞り出したりしながら厳しい登山を繰り返し・・・・・最後は穴の中で仏様になります。

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正気の沙汰ではありませんが、それだけの覚悟があったのでしょうし、概念的には釈迦の世が到来した未来に復活できるように自らの肉体を保存した・・・・とされますのでコールドスリープのようなものでしょう。f:id:jonjonino7:20190806105726j:plain“霊を祀る”と表現がある為、ここに「それ」は無いでしょうが、彼は未来に生きている。

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で、富士上人末代が眠る御堂手前の鳥居のとなりには村山浅間神社のもっとも特徴的な建物が。
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神宮寺・・・・と呼んで良いのかはわかりませんが、そのまま御寺です。
元々こちらは神社ではなく「興法寺」という修験者たちの修行場所でした。
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お賽銭して挨拶した後は更に奥へ❗


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境内の末端にはこのようなモニュメントが。
馬頭観音がいますね。
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広場にあるのは護摩壇。修験道において火は神聖なものであり、ここで護摩を炊いて供物を火に入れます。因みに護摩とはゾロアスター教の「ホーマ」が訛ったもの。
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中央にはシンボルの不動明王が祀られており

村山浅間神社では7月の開山祭や9月の閉山祭においてこちらで登山の安全と感謝をします。

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その裏になんだか意味深な石と細道があるので登ってみます。
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・・・・・まあ、行き止まりになっていて古い薪が残ってましたので護摩用の薪置き場でしょうね。

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はい、では境内の出口に向かっておりて行きましょう。
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そうすると、山岳信仰でお馴染みの禊をする場所。
ここで登山者は余計な垢を落としてから富士山頂を目指します。・・・因みに同じ山岳信仰旧約聖書でもやはり山裾と山頂の境内手前に池があり、そこで禊を行うシステムになっておりましたので(気が向いたらカビた聖書片手に記事にしてみたいかな)、共通の意図があったのでしょう。

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そう。例えば山登りの悩みの種である「体臭予防」とか。(←このあと帰りの電車内でスメテロ)

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では、ちょっと早いですが、これにて撤収しましょう🎵

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こちらが興法寺側の出入口ですね。



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案内所。トイレはここにあります。ちなみに人は常駐してませんでした。

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ラザフォード・オールコックの言葉。




んじゃ今日も架空の冒険お疲れ様でした。


ゾイドタカラトミー並びにコトブキヤの商品です。
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