SPEC……<名前>アサマ神社ヒジリ神社
Ψ祭神 聖権現、木花開耶姫命
🔷祭り🔷元旦際1月1日、祈年祭2月11日、例大祭9月11日、新穀感謝祭11月11日
《発掘地》静岡県御殿場市西田中613番地
由緒……当社はおよそ450年前、当地を治めていた御厨惣取締役の芹澤将監が屋敷神(聖神社)として祀っていたのが始まりとされ、御祭神は聖権現であり、将監の母親が祈願したところ、豊かな母乳に恵まれたといわれています。
明治8年2月10日、村社に列する時に、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を合祀して、浅間神社を称するようになりました。
聖権現の信仰が強く、母乳の出ない女性や、芸事を業とする女性の参拝が多く、縁結び、安産、子育ての神として崇敬され、9月11日の縁日には、乳房の絵馬を作りこれを奉納し、多町村からも馬に乗るなどして多数の方々が参拝に訪れました。参道には祈願ののぼり旗が立ち並び
(足柄下郡仙石原の人があげてくれた6mの旗など)ほかにハサミ・鳥居などが奉納されました。
西田中栢の木の氏神様として氏子の皆様を守っています。
アバターを検索します…………
御殿場エリア
人工ヒューマノイド ハエトリ太郎
《主人不在》
平行世界へのリンクを開始します。
走行していたクルマの列がブレーキランプの赤い光を発しながら緩慢になり最後尾に大型ダンプがついて黒い排ガスを撒き散らす。
国道246バイパスを歩いてたら、古びたカー用品店の横に草ぼうぼうの空き地があったんだあ。空き地の真ん中の白い看板が目をひく。
“浅間神社→”
矢印通り草むらの坂道をしばらく進んだら確かにあったんだあ。
境内の横は切り立った崖になっていて涼やかな滝の音が聞こえてくる。ひんやりした風が吹き抜ける。
ここは表の喧騒や熱気、排ガスが嘘のように空気が澄んでいて美味しい。東京方面に向かうバイパスの裏側にこんな自然が広がっているなんて思いもよらなかったあ。
風通しが良いためか湿気が少なく蚊もいない。今日はここで読書をしていこう。
近場の木へ寄りかかると、チェックのジャケットをめくりズボンのポケットから“武蔵の武士団 安田元久著”を取り出す。
ハエトリ草の生えたシルクハットの頭上数メートルから日暮が鳴き始める。
「うるせえな」ハエトリ太郎は悪態をついた。