トランスフォーマーのようにクルマに変形するガンダムを制作するのが可能か不可能かというとモチロン可能です!
機動戦士ガンダムにはガンダムの枠に囚われないガンダムを創ろう! ということでアナザーガンダムシリーズという作品群が存在します。
つまりガンダムは兵器じゃなくてもいいし、ツノや顎といったアイコンがなくてもいい。
何ならガンダムなんて兵器が存在しなくたっていい!
といったようなシリーズです。“ガンダム”の再定義ですね? ガンダムをスポーツにしてしまったGガンダム、ガンダムを義手義足の延長にした水星の魔女、そもそも“ガンダム”が存在しないガンダムSeed、ガンダムは存在するのに“ガンダムの形”をしていない鉄血のオルフェンズなどなど。
新しいガンダム創っちゃえば良いんだよ!!
舞台はバブル期真っ只中の1980年代。
人々が熱狂していたのはMS大会。
それは、クルマからロボット、ロボットからクルマへと変形を繰り返しながら指定された戦場跡を巡り様々なミッションをこなしながらゴールを目指す未来型スポーツ。
この世界に置けるMSに武装は無く、重装甲もスラスターも存在しないし全高は8m以下で歴代最小。
その代わり手先が器用なのと人間のようななめらかな動きが出来る。義手義足の延長であるロボティクスの技術がつかわれている。
だからこそ現地改修が簡単にできる。
どうしてロボットモードになれるのか? については謎が多いが次第に解明されてゆく。
【東西冷戦構造】
国連はアメリカ率いる資本主義陣営とソビエト連邦率いる社会主義陣営によって2つに割れていた。
アメリカの提案でMS大会が開催された理由は敗戦国の金で自国の機動兵器開発の手助けをさせつつ運用のドクトリンを貯める為。さらには遥か過去の時代に飛来した遺産“ターンX”の謎を解明し神の力を得る為。
一方ソ連は工作員を放ち、密かにガンフリーダム計画を進行させていた。日本の自動車会社各社に特殊なMSの部品と設計図それに莫大な資金を提供し開発競争させた。5体のガンダムの誕生である。
ソ連は既に”宇宙からの遺産“の解読に成功しつつあった。
【MSとは?】
人型機械に変形できるスポーツカーで車輌モード時は実在する車種がモチーフになっている。過去作品にあるようなスラスターやバーニアといったものはなく、高速移動はあくまで車輌モードの走行のみ。
その代わり、ガンダムシリーズに限り人工筋肉によって脚のバネがしっかりしておりアスリートのように助走をつけてジャンプすることができる為、ドライバーによっては車輌モードで加速しながらロボットモードに変形させて峡谷を飛び越えることもできる。
ナチスを亡ぼした連合軍はとある研究資料を入手した。トゥーレ教会が進めていた機械の巨人の開発資料であり、それは南北戦争時代の北米に空から堕ちてきた機械人形ターンXに酷似していた。
アメリカでは19世紀、空から堕ちてきた人型機械を参考にオートモービルが発明されていたが複雑すぎる機構を再現することは断念していた。
これは歴史の分岐したパラレル地球の話。
ここまでが世界設定。
ソ連のスパイたちはNISSAN、MITSUBISHI、mazda、SUBARU、TOYOTAに働き掛けて最もターンXに近い
ガンダムシリーズを完成させた。
【主人公機】
RX7-G ………mazdaが開発していたガンフリーダム計画のMSにして史上最小のガンダム。
サイクロプス隊のミーシャさんも乗りたい。
作品のイメージとしては映画レディプレイヤー1の序盤に出てくるレースに、ゲーム「デスストランディング」のように戦闘をせずバックパックでひたすら広大な世界を開拓しながら走り続ける感じにしたいですね。
で、ここまでプラットフォームを作ってしまえばあとは間を埋めるだけなので私の仕事はおしまいです。
あとはここに主人公となる少年少女や汚れちまった大人たちを配置すれば走り出しますから。