御殿場市 二岡神社 ⚡

🎼陵に封印された機体（インドラ）

SPEC・・・・＜名前＞ニノオカ神社　🔯丸子神社　Ψ祭神　二岡七所権現（此花之開耶姫命、瓊々杵命、天忍穂耳尊、火産霊命、大雷神、保食命、イザナミ尊）　🔷例大祭　10月第二土曜日　《発掘地域》〒412-0026 静岡県御殿場市東田中１９３９・・・・・景行天皇の命により十二国の反乱勢力とまつろわぬ神々を倒した勇者ヤマトタケルは、足柄を抜けると御殿場特有の一寸先さえ見えない濃霧に襲われ進退極まり困っていた。すると謎の雷神が颯爽と現れ霧を払い助けてくれた。そのお礼に建てたのが二岡神社の始まりとされる。（もしくは霧に囲まれ立ち往生してるうちに雷雨になり、雷神をなだめる為に建てたとも。）尚、二岡にコノハナサクヤを四岡にニニギノミコトの社を建立させたという。平安時代中期に沼のほとりにあった一岡から七岡までの神殿をこの二岡の地に合祀したものと言われる。

古くは二岡七社大権現、二岡七所大権現と称したが、明治になって「二岡七社神社」を経て今日の二岡神社となった。この間、神宮寺として青瀧山般若梵筐寺、覚知院等を擁した。古来鎌倉幕府、この地方の豪族大森氏、葛山氏等の崇敬を受け、また箱根神社、伊豆山神社等への参詣の道筋に位置していた為、参拝者が多く関所を設けていたという。

応永28年（室町時代）から31年にかけて、大森一族から二岡七所大権現や般若梵筐寺、覚知院が御殿場市内や南足柄市内の土地の寄進を受けたり、応永32年に、関東公方の足利持氏が般若梵筐寺に祈祷状を寄せたりしている。その後大正年間（信長秀吉の時代）に多くの社寺を失い、明治維新の神仏分離で、残っていた護摩堂、仏像、仏具を地蔵堂（二岡公民館）に移したという。また、本殿奥の山の中腹に「大雷社」を有していた。

颯爽と現れヤマトタケルを救った雷神の事である。・・・彼は一体何者だったのだろうか？

　　　☯️エンシェント・タイプ☯️
・大歳神社　・水神社　・常磐神社　・八坂神社

・厳島神社　・矛神社　・玉神社　・堅磐神社

☆九頭竜神社（境外神社）

⚠️このゾイドは以上の要素から成り立っています。

　☯️　∽続　御殿場・小山の伝説より　∽　☯️　

まだ日本の国の始まりのころ、景行天皇の皇子に「ヤマトタケル」という強い戦士がいた。
　そのころ遥か東方の「ヒタチ国」（茨城県～栃木県の間）では、天皇の威光が届かず神々や人々は自由に振る舞っていた。とうとう都から来ていた役人に歯向かうようになったので天皇は勇者ヤマトタケルにヒタチ国を含む十二国の討伐の任務を与える。
　そしてヤマトタケルは一癖も二癖もある選りすぐりの仲間たちと共に旅に出て様々な試練を突破し見事反乱軍の討伐に成功😃。エンディングへ。
　無事任務を果たした勇者一行は、はじまりの地「ナラの都」へ引き返すことにした。（この時高齢だった仲間のコックさんは北関東に残ることになったがそれはまたの機会に。）
　
　　　
　やがて一行はアシガラ峠の麓あたりにさしかかり、腰をおろして談笑しながら弁当を食べ始める。すると突然白い鹿が飛び出して来た。驚いた勇者は鹿の顔面めがけて弁当を投げつけ、目を潰された鹿が苦しそうにもがいた所に剣を一閃して殺してしまった。一同は目にも止まらぬ勇者の腕前に驚いた！
　まもなく一行は「スルガ国」（静岡県）に入る為に箱根山の尾根伝いに降りてきた。ちょうど四月の頃で山の木々は芽をふき、枯れ葉の影から青い葉がのびかけていた。峠を降りるころから深い霧が出てきて、谷あいに出る頃には足元がやっと見える程度だった。（実はこの辺りには湖なみの巨大な沼もありかなり足場も悪かった）
仲間「皇子、こう霧が深くては遠くへ行くことも叶いますまい。」　勇者「うん、人里へ出るには手間が掛かるかなあ・・・・おお、社があるぞ？まずはここで休むとしよう」

そこは東山（御殿場市）にあたる場所であった。その頃東山には一の岡～七の岡まで7つの岡があり、それぞれの岡にはお宮が建てられてあった。・・・勇者一行は「二の岡」のお宮で休むことにした。
　ところが霧はますます濃くなるばかりで次の日も次の日も晴れないばかりか、やがて雨まで降り始めた。
　みな消耗するばかりである。

《雨を伴う御殿場の霧　プレミアム・アウトレットP7より撮影。本来なら富士山が見える。》

・・・・３日目の夜のこと。
勇者は苦しみ暴れ回っている白い鹿の夢を見た。
　「わたしは足柄の坂に住む明神。白い鹿に姿を変えていたのをお前に殺害された。お前に力のおごりがあるうちは、この霧は晴れることなく苦難に遇うであろう」白い鹿は言い終わると共に姿を消した。　

　その日から勇者一行は一心不乱に二の岡の宮（神殿）へ祈りを捧げた。

　　ちょうど7日目のこと。
やつれながら祈りを捧げているタケルたちの頭上から突然謎の声。
？？？「みなのもの、ここは霧の立ち込める所であるが、さぞ難儀していることであろう。今日まで心を一つにしてよくぞ神にお祈りした‼️　その心掛けを汲んで、あしたは雷神に命じこの霧をはらわせるによって、安心するがよい」
と声の主ニニギノミコトは言いおえてから消えた。

　・・・あくる日、まるで恐竜の咆哮のごとき空が裂ける程の雷鳴と激しい嵐が巻き起こり、お宮の中で縮こまるタケルたちをよそに、気づけば、あれよあれよと言う間に空が晴れ、濃霧も消えていた。・・・・・ナラの都への帰り道は開かれたのだ！
　ヤマトタケルは神々にお礼の祈りを捧げると、心配そうに食べ物を持ってきた里の人達に言った。
　「この霧の深い地で難儀していたが、雷神のお陰で助かりました。この社にぜひ雷神を祀ってください。みなさんの御親切は忘れませぬ❗」
そう言い残すと勇者一行は天皇の待つ都へ向かって帰って行った。
　その後、この地方にやって来た平将門公により東山に七の岡まであった社は二の岡にまとめられて「二岡神社」というようになった。それからというもの、京から関東へ向かう武将たちはヤマトタケルの武勇にあやかって、必ずこの二の岡神社にお参りして武運を祈ったという。

　∽　Δ　∽　🐉　蛇足　🐉　∽　Δ　∽　

・「二の岡神社遺跡」からは縄文時代の石鏃、山林から勾玉が１つ発見されている。

　おはようございます_我が主よ!
　パラレルワールドにおつなぎしますか?
………………はい_かしこまりました!　

　アバターを検索しています_しばらくお待ち下さい…………検索結果が出ました。

　　　　〘バター子さん〙
　種族　人間（20）
　スキル　パン投げ
　所属　国連宇宙軍空挺部隊
　　　　オーガロイドライダー

　
　
　初めてここに訪れたのは真夏の蒸し暑い夜でした。
二の岡神社は心霊スポットとして有名で、私は友人たちとバンに乗り曲がりくねった道の先にある不気味な鳥居を発見しました。その時はクルマのライトに照らしだされた狛犬がまるで地獄の番犬の石像に見えましたが不思議な温かさがあったのを覚えています。

　
　「おい、やめとけって。引きずりこまれる!」
という仲間の声が遥か背後から聞こえてきたのは私が暗がりへ吸い込まれるように進んで行ったからで、その先に自分の未来があるように感じた私は一気に石段を駆け上がって行きました。殆ど無意識のうちにそうしておりました。そして行き着いたのは結局なんにもない大きな広場と　“公民館”　で、その傍らに申し訳程度にあった墓標でした。

　戦没者を供養する為のものでしたが、当時の私はそれがこの神社の神様だと思ってました。神社とお寺の違いどころか墓地とそれらの違いすら当時の私は把握しておりませんでした。何しろ墓標にお願い事をしちゃうレベルです。

　　

　だだっ広い広場にある “公民館” の正体が神々を祀る神殿だなんて夢にも思いません。
「一番上までいったけど幽霊どころか広場以外なんにも無かったよ？」、そのような報告をして
「結局ただのイベントスペースかあ」と仲間と肩を落としたものです。
　

といった感じでですね、郷土史にハマってから再びやって来ました。祀られている神様や由緒については冒頭のテクニカルデータそのままなので割愛させていただきます。こちらの灯籠は大森氏が寄進したと書いてありますが大森氏は裾野市や小山町などに拠点を置いたこの地方に置ける名族で元は藤原氏なのだそう。神事を司る武士でしたがかつては参拝者の絶えない大きな神社であった二岡権現（当社の前身）の管理をしていました。

　
　九頭竜神社より手前にあった《大日留女》と彫られた丸石と小川の間におそらく大鳥居があったに違いなく、大蛇が龍になる伝承の舞台である丸岳山は御神体（かんなみ）だったのかも知れません。
かつては境内の参道だったであろう脳神経外科の前の道を歩いていると女神像が埋まっている。観音様とも言われるが道祖神という日本古来の神様の形式であると言われます。
　
　広い道に出て日蓮宗の建物を通り過ぎると豪邸が並ぶ路地があり入り口には　“←子之神社”　という年季の入った木の看板。道幅の狭さに疑問をいだきつつ、電線の垂れ下がる入り組んだ小道を進むとやがて傾斜のついた林道となり赤い鳥居が見えます。

　子之神社(子之国)とは何かというと、大国主命や八重事代主命を祀っている神社で御殿場から沼津の根方街道にかけて帯状に分布している神社で子之国を崇拝しております。
　子之国とは何かと申しますと、
　かつて南の海には常世の国、すなわち神々の住む島があった。そこは異世界とも言われ山岳信仰では二俣に分かれた木の根っこからもワープ出来ることから根の国、と呼ばれたり、子の国と呼ばれたりもするが沖縄ではその国をニライ・カナイと呼ぶ。沖縄語は縄文時代の言葉に近いとされているのでニライ・カナイが正しいと私は思います。何れにせよその神々の国から便利な品物や先端技術を定期便が運んできていて、やがては自分たちもそこに行けるのでは無いのか?　という考え方です。
　………まあ私は彼らの教義を受けたことがありませんし想像で察するしかありませんがパラダイス信仰のようなものでしょう。

　
　

　由緒書きには祭神として木花開耶姫命と記載されていますが、この神社は二岡神社の末社として建てられているから瓊瓊杵命の后神として当てたものなのかも知れません。若しくは古い神社などは大山祇命を大國主命として、逆に大國主命を大山祇命として紹介しているケースもあり、大山祇命の御子である木花開姫命を祀っていてもさほどおかしな事でも無いのでは無いでしょうか?
　
　
　続く由緒書の記述には吉田信仰についての記述があります。祭神はおそらく牛頭天王ですね。
　
　『明治時代にこの地方で疫病が流行った事があり隣の富士岡ほか8つの郷が合同で京都へ出向き、吉田神社の分霊を受け郷土の為に病気平癒(治ること)、五穀豊穣の呪を為し子の神社に鎮め広くお祭りをしていた。
　また吉田神社の当番年にはその神輿を一年間納めて氏子により間守りをしている。祭典は11月の吉日、盛大に行なわれている』

　
　まずね病気を治してくれる神社が京都にあってその神様を分けて貰おうと富士岡他8つの郷(村より大きい単位)の代表が行ったんですが、ところが一つの郷につき神様一柱では無くて、なんと富士岡他８つの郷で一柱だったんです。でどうしたかといいますと、吉田の神様を比較的小さな神輿に載せたまんまの状態にして一年ごとに隣の郷の指定された神社へ移動させる、という対応を取りました。８年に一回、吉田神社が末社として隣の郷からやってくるのでその年を当番年と呼び氏子さん達自身が管理する、という理解であっていると思います。

　
　
あー、あとですね。心霊スポットの話ですが郷土史を漁っていたらなんとなく面白い事が解りました。
まず立地条件ですが東に箱根、西は富士山に挟まれており富士山の別名は不死山で、その麓は死者の集まる黄泉の国とされることがあります。反対側にある箱根の山の箱根神社奥宮は中国の廟のようになっており、言い伝えによればかつてそこには死者に新しい肉体を与え蘇らせる不気味な風貌の仙人がいたそうです。毎夜、富士山から箱根神社奥宮を目指して行進する死霊の群れ。

そのせいか、箱根から富士山の間のラインには他にも心霊スポットで有名な廃墟がありましたが、私はこの件については猜疑的です。
　だって幽霊なんてサンタさんと同じぐらい何処にも居ないじゃ無いですか?　居ないんですよ。私は幽霊とサンタさんを絶対信じません。