伊豆國霊社 熱海 來宮神社 YZ-76

🎼ニライカナイ行き、間も無く発車です。

SPEC・・・・＜名前＞アタミ・キノミヤ神社　🔯阿豆佐別神社　Ψ祭神　大己貴命、五十猛命、日本武尊　∞来福・縁起の神、禁酒　🔷祭り🔷1月1日（元旦祭）、1月上旬（どんど焼き）、2月3日（節分祭）、2月11日（紀元祭）、2月17日（祈年祭）、3月中旬（來宮神社崇敬会参拝）、5月5日（大楠祭）、7月14日（宵宮祭）、7月15日（例大祭 宮神輿渡御）、7月16日（神幸祭 御鳳輦渡御）、仲秋（仲秋の管弦祭）、11月23日（新穀感謝祭・新嘗祭）、12月31（大祓・古神札焼納祭）、　《発掘地域》〒413-0034 静岡県熱海市西山町４３−１・・・・・・

神社ゾイド機体解説＞北条一族に伝わるアカシック・フレーム、その技術はかつて南の海に浮かんでいた交易都市ニライカナイ（ネの國）よりもたらされたものであった。当機体は輸送車両の装甲板としてアカシック・フレームを運用している。これにより従来型を遥かに凌ぐ生還率を誇る。

・・・古くから來宮大明神と称し、熱海郷の地主であって伊豆の來宮の地に鎮座し来福、縁起の神として古くから信仰されている式内社です。
　平安初期の征夷大将軍 「坂上田村麻呂」は戦の勝利を神前で祈願し、各地に御分霊を祀ったとも伝えられ、現在では全国44社の総社として信仰を集めております。

～　Ψ　～　⛩️　御祭神について　⛩️　～　Ψ　～

☯️大己貴命－オオナモチ－《営業繁盛・身体健康・縁結びの神》
　大己貴命は素盞鳴命の御子（※根の国で娘さんと結婚した）であって又の名を大國主命、俗に「大黒さま」とも云われ、古代出雲の国の神々が海、山を渡り伊豆地方に進出された時に、この熱海の里が海山に臨み温泉に恵まれ、風光明媚にして生活条件の整っている事を愛し、この処に住居を定め、祀られたと伝えられています。（？）
※兄たちから追われた大己貴命は五十猛命のはからいで根の国へ亡命し、国王 素盞鳴命の試練を乗り越え娘である勝ち気な須勢理姫と結婚し、小人で薬師の少彦名命と出逢い国造りをしてやがて大國主命となる。

☯️五十猛命－イソタケル－《樹木と自然保護の神》
　五十猛命は素盞鳴命の御子で、大陸より樹種を持ち帰り日本国土に播種した神であります。当社へは和銅3年（710）に合わせ祀られました。おおよそ今から1300年前の旧暦6月15日に熱海湾で漁師が網をおろしていたところ、木像らしきものがかかったので不思議に思っていると、童子が現れて「我こそは五十猛命である。この里に波の音の聞こえない７本の楠に囲まれた祠があるから、そこに私を祀りなさい。しからば村人は勿論、里に入り来るものも守護しよう。」と告げられ、村民逹が探し当てたのが、この熱海の西山の地でした。その当時、ご神前に「麦こがし」「百合根」「ところ」「橙（だいだい）」をお供えしたところ喜んで召し上がったと伝えられています。今でも6月15日（新暦7月15日）になると熱海の氏子は海岸に出て、当時を偲ぶお祭り（7月の例大祭・こがし祭り）を行い、多くの人で賑わいます。また文字を発明した事でも知られ、五十猛命を祀った神社が木を祀る神社なのに山地では無く海沿いにあるのは彼が海路で活躍していた事の証左であると言われます。

☯️日本武命－ヤマトタケル－《武勇と決断の神》
　日本武命は人皇12代、景行天皇の御代に御東征に出陣せられ、箱根路からこの地に軍を進められた時、産業を奨励した功績と武勲を称え合わせ祀られたと伝えられています。
※熱田神宮で保管されていた素盞鳴命の形見、天叢雲剣を受け継いでいる。

はい、トンネルを抜けたらそこは、人がいっぱいの來宮神社（きのみやじんじゃ）でございます❗

（人が居ない僅かなタイミングで撮影）

入り口の鳥居を潜るとすぐに・・・・鳥居を背に記念撮影する人だかり。画像は取り敢えず稲荷社の鳥居手前にある岩くら。

手水舎で清めて（バプテスマの簡易版）
一礼して参拝しまーす！

稲荷社は何処の神社にもある末社（境内で一番位が低い）ですが、ここまで豪華なのはあんまり見たことない。

二回お辞儀をして二回拍手をし、手を合わせ、一回お辞儀。これ明治時代に決められた紳士の挨拶ね❗（なのであんまり作法に拘んなくていいと個人的には思う。民俗学的には道祖神の延長に過ぎない❗）

來宮神社というのは本来、木の宮といい文字通り木を祀っています。

何故木を祀っているかというと、この神社の祭神の一人・・・・五十猛命（いそたけるのみこと）は、あの勇猛なスサノオの息子であり、親父と一緒に日本に樹を植えていたから。

・・・・あれ？まあいいか。
いやさ。ある書籍によるとスサノオは大陸のスサという土地から船でつれてこられた（多分生贄用）奴隷の一人。スサの男。

なんだってよ。

その伝説を確認しようとして沼津の牛臥山までいこうかと思っていたら手違いでここに来てしまった。

・・・・結果オーライですね。ここは入り口付近の参道にある摂社ですが・・・

大黒天（大國主）と恵比須さま（事代主命）の・・・親子？ですね。
そうそう、ここの主祭神は大國主なんです。
何故だろう？
・・・・・これではまるで子之神社ではないか。

前から後ろからどんどん人が押し寄せてくるので、のんびり挨拶してる訳にも行かず先へ❗💦

由緒書きによると、來宮神社は太古、大己貴命（大國主命）が遥か西方より、諸神を率いて海を渡り伊豆の国のこの地に到着するや

気候は温暖で（つまり農作物が良く育つ）、温泉まで湧き出し海の幸にも山の幸にも恵まれていたので、此処に居を定められ・・・・

つまり当神社がその跡地であると伝えられている。
因みに境内並びに周辺地域からは多数の土器が出土している為、この伝説の確からしさになっています。
では参拝しまーす。地図で見ててこんなに大きな神社だとは思いませんでした😅

なんだか、中から聴いたことが無いような綺麗な旋律が聴こえて来ます。感覚が研ぎ澄まされるような不思議な音の組み合わせ・・・。

主神に祈りを捧げたら散策開始❗まずはこの拝殿右手横にある神社。

鳥居の前で一礼して参道へ・・・・ご覧の通り正中（参道中央は神様の通り道とされる）を避けて通行するには片側は切り立った崖になっていて狭いので気にせず行きます❗
（因みに・・・・外から見るとこんな感じ↓）

（下は鯉が泳いでる池なんだyo）

はい、お祀りされていたのは弁財天さんでした❗
弁財天は厳島神社の女神イチキシマヒメことサラスバティとも言われております。

2礼2拍手1礼のお祈り（明治時代に定められた作法なので、基本お好みでどーぞ）
弁財天（サラスバティ）は、音楽と学問の女神サマで、伊豆半島では大概、大黒天（大國主命、当神社の主）と息子の恵比須様（事代主命、当神社の入口のうろに）とワンセットで祀られております。
理由はわかりませんが、この3神に共通しているのは・・・・・・・・インドからやって来たって事なんだあ❗

はい、では再び拝殿の中央に戻りまして今度は左手にある緑色の通路を進みます。

あー、今回御神体が納められている拝殿裏の「本殿」の写真を撮り忘れて居ました💦
画像右手のフレームアウトにあるんですが、まあ・・・・気にしない❗何故なら・・・。

この緑の通路の先にあるモノ。
これこそが、当神社が当神社である根拠。

木の宮の御神体。生きた神社コア！✌️

挨拶して行きましょう。

御神体　「大　楠」樹齢2000年　幹周り23.9m　高さ約26m 　

江戸末期まで「木宮明神」と称し、現在の來宮ではなく木宮の字で古文書等に記されており、古来生活文化に欠く事のできない「木」に宿る神々に感謝する信仰を有しておりました。
　この大楠に古代の人々は「神にお降り願う木」として、この御神木の中に宿る神と人は対面し、尊び聖なる木として崇めて参りました。（パンフレット抜粋）
　
因みに途中の階段を登ると

茶寮　「五色の杜」というカフェがあります。後述しますが当神社には境内に3ヶ所のカフェが存在します。更に入口の鳥居横にある駐車場の入口にも１つ。そのいずれも「麦こがし」なる謎の物質が売りになっております。

戻って大楠。更にパンフレットからの引用。

１年を通じて常に青々とした楠の葉を繁らせ、現在でも成長し続けていることから、超越した生命力を有する神木と信じられ「不老長寿、無病息災」の象徴とされ2000年の長寿に肖（あやか）ろうとする願いからか、大楠を一周すると「寿命が１年延びる」と信じられ、願い事がある方は願い事を心に秘め幹を一周すると願いが叶うと言い伝えられ「長寿の神木、成就の神木」として、多くの信仰を集めています。　引用終わり

樹木の神、五十猛命（いそたけるのみこと）で、ここの裏の主神。

彼はかつて兄逹に意地悪された大己貴命（後の大國主命）をコネを通じて何処かにある父の王国、根の国（ニライカナイ）へ亡命させている。

大己貴命は、根の国で修行した後そこからプレイボーイの人生を謳歌することに

・・・・これが韮山に伝わる「根の神（子之神）」信仰と関係があることは言うまでもない。
平安末期、北条氏の背後にいた謎の勢力の正体は

出雲族の末裔を中心に再起をかけて結集した富士王朝の残党なんだと思ってます。

ここでは、カフェが多くまた禁酒で有名な神社であるにも関わらず酒も取り扱ってます。

（麦こがしカルーアミルク）
御神木から真っ直ぐ抜けたこちらはカフェというよりバル。
他には冷酒や地ビール（スーパーで売ってる）もありました。

大きい祭りで「こがし祭り」というものがありますが小麦をこがす事に何か理由があるのでしょうか？

以上、静岡県熱海市の來宮神社でした。

※ゾイドはタカラトミーならびにコトブキヤの商品です。